開業しました! 開業するには?

起業活動

突然ですが7月19日(水)に開業しました。法人(株式会社等)ではなく個人事業主です。

経緯

 私の住む地域にあるコワーキングスペースを運営している社長に声をかけ、私のIT知見を借りたいということで、まずはボランティア活動で支援をしていました。そこの社長は、他にも複数の事業を営んでおり、各事業に対して、下記のような支援活動をしました。自分で手を動かすITコンサルのようなイメージです。

  • 監視カメラシステムの設定(ネットワーク関連)
  • ActiveDirectory、グループウェア構築計画(GoogleWorkSpace,BOX等)
  • 無人店舗の自動ドアシステムの不良改修(WiFi・ネットワーク関連)
  • 独自地域クーポンシステムの見直し提案(SaaSの組み合わせで実現)

 実際、経験したことのない分野もありましたが、既存知識を応用したり、Youtubeで新しい知見を蓄えながら対応することができました。これまで私はソフト開発業界にいましたが、中小企業の場合は、いちからソフト開発するほど費用かけることはないため、既成製品をうまく組み合わせて迅速に適用していくことが大事です。また、従業員全員が扱えるように集中管理し、セミナーをしてあげて始めて効果がでます。実は、これは私がやりたかったことの一つです。お客様に合わせて、柔軟に知恵を絞って、対費用効果を上げていき、そして、「ありがとう」と心から感謝してもらいながら、事業収益にも貢献する。それが実感でき大変やりがいを感じる活動となりました。

 また、ベースとしてIT知識も必要ではありましたが、それはどんな技術でもよく、それにプラスして、相手への思いやり、コミュニケーション能力、リーダーシップ、熱意が重要であり、それがあればどこでも受けれてもらえると思いました。

 私には目指すことがあり、ボランティア活動をずっと継続する訳にはいきません。一ヶ月弱対応し、お互い信頼関係ができてきたところで、双方WinWinとなる提案をして、合意にいたりました。提案内容は、私の目指すところを素直に伝えたうえで、社長にもメリットがある契約の仕方や、未来のビジョンを提案しました。もちろん雇用契約という選択もありますが、また狭い範囲で同じような業務をこなすことになるため、そうではなく、月0.5稼働位で就業開始・終了時間にもしばられないよう、1年間の業務委託契約を結びました。この業務委託契約にあたり、個人でも可能ですが、きちんと個人事業主として開業し、契約書には屋号を載せて契約しました。別な選択として最初から法人(株式会社)というのもありますが、徐々にステップを踏んでいこうと想い、まずは個人事業主ではじめ、作業量が増えてきたら仲間を増やし、一定の売り上げがだせるようになったら、法人成りをしてみたいと考えています。

今後に向けて

 私は、生きているうちにもっと未知の領域に踏み込んでいきたいので、その空いた時間をさまざまな分野の勉強をしたり、経営経験向上のための活動にあてたりしています。なお、経営経験に関しては社長に協力してもらうようにしました。どういう協力関係かというのは、言える段階になったらお話ししますが、一緒に商工会議所のセミナーにも参加させてもらったり、有力者を紹介してもらったり、一歩一歩着実に経験を積んでいっています。

開業するには?

 個人事業主となるには、ある程度大変かと思われますが、至って簡単でした。下記書類それぞれ1枚づつ作成し、税務署に提出するだけです。税務署では内容確認し1分くらいで受理されました。

  • 個人事業の開業・廃業等届出書
  • 所得税の青色申告承認申請書

弥生会計のHPで、簡単に作成できました。悩んだことといえば、屋号の名称、事業所の住所、開業日くらいでした。そこさえ決まれば、提出資料作成に10分、税務署に持っていて1分くらいで、開業です。

また、2023年10月からインボイス制度が始まるので、適格請求書発行事業者の登録をするかお客様の動向踏まえて検討しています。

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