【読書】ストーリーとしての競争戦略

起業セミナーで社労士さんに進めてもらった本です。私が参画しようとしている業態も大手が急速に参加しており出遅れ感を感じていますが、そうは言っても、急いで立ち上げて、真っ向勝負するほど若くはないし、負けないほど店舗数を増やそうとも思っていません。だからこそ、独自性のあるコンセプト・ビジョンを持つ必要があります。そこで、多くの企業の競争戦略の事例が載っている本書を手にしました。不慣れな経営理論の本で、しかも500ページに及ぶだけあって、眠くなったり、空想してしまったりで、読み切るのに2週間位要してしまいました。失業中は、本を読む時間が多く取れるのは幸せです。

この本は、企業戦略は、静止画で捉えるのではなく、静止画を組み合わせたストーリーで捉える必要があり、一見不合理な戦略が、全体のストーリーで見ると、合理的になっている戦略が競争力を持つ。特に一見不合理だからこそ、他社が真似しようとしなかったり、真似しても、ストーリー全体を理解していないとただの模倣になってしまう。そのため、戦略があればいいだけじゃない、厳しい企業間の競争の中で、しっかりとストーリーを練らないといけないと勉強させられました。

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50歳からの脱サラ 起業・開業チャレンジブログ

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